BRICs(ブリックス)とは、経済成長が著しい以下の国の頭文字を表した言葉です。
・Brazil(ブラジル)
・ Russia(ロシア)
・ India(インド)
・China(中国)

最後の「s」は複数形を表現するために小文字の「s」を付けていますが、南アフリカ共和国を加えて、「BRICS」と表すこともあります。
南アフリカ共和国共和国を加える場合は、最後の「S」は大文字で表します。

BRICsと言う言葉は、ゴールドマンサックスのエコノミストのジム・オニールの論文で使われて以降、世界中で使用されるようになりました。

 

BRICsの国の経済影響力

BRICsの4か国は、
・広い国土(世界の国土の29.2%を占める)
・豊富な資源
・豊富な人財(世界の人口の42.7%を占める)
を抱えており、世界の生産活動や消費活動に大きな影響を与える国々です。
南アフリカ共和国を加えた、BRICSを見ると
・国土は世界の32%
・人口は世界の45%
を占めています。

また、5か国は資源大国でもあり、「石炭、鉄鉱石、天然ガス、原油、ボーキサイト」がほとんどの国で採取されています。

経済成長においても、2003年から2012年の5か国の平均成長率は7%になり、今後も高い経済成長を続けていくと予想されてます。