株式とは、株式会社が発行する有価証券のひとつです。

会社を運営するにあたり多くの資金が必要になりますが、株式を発行し第三者に購入してもらうことで運営資金を調達することができます。
株式を購入した人(株主と呼ばれています)は、会社が得た利益を配当金と言う形で受け取ることができます。

また、株主は会社に対して出資しているため、会社の経営に対して意見ができるようになります。
これを「議決権」といい、株主総会等で発言することで会社の経営に意見することができます。

株式の中には、「優先株式」と言う、「議決権」を持たないかわりに「配当金」が優遇される株式もあります

 

多くの証券会社では株式を

国内株式
・外国株式

に分類しています。

株式の売買

株式の売買は基本的に証券会社を通じて証券取引所で行われます。
株式を購入したい場合、証券会社を通じて証券取引所に「買付注文」を発注します。
・欲しい銘柄
・数量
・単価
などを指定して注文を出し、その条件で売ってくれる人を待つ事になります。
買いたい人と、売りたい人の条件があったところで取引が成立します。
売買の取引が成立することを、売買の約定が成立する(約定する)と呼びます。
約定が成立すると株券とお金を交換するのですが、紙の株券を売買していた時の名残りで、約定が成立してから3営業日後(約定日含まず)に受け渡しを行うルールになっています。
証券用語では、約定日を「T日」と呼び、約定日と受渡日の関係を「T+3」と表します。(片端づけの場合)
証券会社によっては両端づけで計算するため「T+4」と表現することもあります。

株式の種類

株式には以下の種類が存在しています。
・普通株式
優先株式
・劣後株式
・後配株式
・混合株式
・譲渡制限株式
・償還株式
・転換予約権付株式(転換株式)
・強制転換条項付株式
・無議決権株式

株式のイベント

株式に関するイベントも色々なイベントが存在しています。
株式公開(IPO)
公開買付(TOB)

株式分割
株式併合
・会社併合
配当金
上場廃止