差金決済（さきんけっさい）とは、買付（売却）金額と決済金額の差額を受け渡しする取引を言います。

例を挙げて説明すると以下のようになります。
A株を100万円で買付
その後、120万円で売却
本来は、A株を買い付けた段階で100万円を支払い、売却した際に120万円を受け取ることになりますが、差金決済の場合はA株を買い付けた時点では精算は行わず、売却した際に、差額の20万円を受け取ります。

差金決済が可能な取引

差金決済は、信用取引や先物取引などのデリバティブ商品の取引が対象になります。
現物取引では禁止されています。
株式売買で日計り取引を行った場合は以下のようになります。
A株を100万円で買付
当日中に、120万円で売却
上記の場合、受渡日が来るまで100万円は引き出すことはできません。