配当金(はいとうきん)とは、株式を発行している企業が利益を出したとき、利益の一部を株主に配当する事をいいます。
通常は1年に1回から2回の頻度で配当金が出されています。
配当金は、配当起算日における株主のみ受け取ることができます。
配当起算日に株式を保有している必要があるという事は以下のようになります。
例)
A社の配当起算日が3/31の場合
・3/27に買付
約定日:3/27 受渡日:3/30
⇒配当金が受け取れる
・3/28に買付
約定日:3/28 受渡日:3/31
⇒配当金が受け取れる
・3/29に買付
約定日:3/29 受渡日:4/1
⇒配当金は受け取れない
・3/27に売却
約定日:3/27 受渡日:3/30
⇒配当金が受け取れない
・3/28に売却
約定日:3/28 受渡日:3/31
⇒配当金が受け取れない
・3/29に売却
約定日:3/29 受渡日:4/1
⇒配当金は受け取れる
つまり受渡日基準で、配当起算日に株式を保有していれば配当金を受け取ることができます。
配当金の受け取り
配当金は以下の方法で受け取ることができます。
・株式数比例配分方式
・一括振込方式(登録配当金受領口座方式)
・配当金領収証方式
・個別銘柄指定方式
配当金への課税
配当金は課税対象となり、「所得税15%+住民税5%」が課税されます。
また、配当金は他の株式等の譲渡損失と損益通算の対象になります。
(NISA預かりの譲渡損失とは損益通算できません)
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