証券保管振替機構は株式等振替制度を運営する日本で唯一の振替機関の名称で、「ほふり」と呼ばれています。

ほふりの役割
ほふりの大きな役割は、株式の保管と名義の管理です。

現在上場されている株式は全て電子化されているため、個人で保管することはできません。市場で取引されている株式は全てほふりで管理されています。

またほふりが保有する株式については、その株券の名義自体は「証券保管振替機構」名義としています。
その上でほふりが独自に台帳を作っており、○○という会社の株券10000株はAという投資家のものというものを管理するようになっています。
もちろん、○○社に対する株主としての権利はほふりではなくAという投資家が持つことになるので、株主総会への参加はもちろん、配当や株主優待を受ける権利は投資家Aが保有することになります。