株式投資は投資の中でもメジャーな部類に入る投資です。
現在はFX、CFDや仮想通貨の投資も一般的になっていますが、20年前は投資と言えば株式投資と言われるくらい、多くの投資家が株式に投資していました。

株式投資で得られる利益は大きく分けて、「キャピタル」と「インカムゲイン」2つの利益が存在しています。

キャピタルゲイン

キャピタルゲインとは、株式の売買差益を狙う投資です。
投資の基本である、「安く買って高く売る」とか「高く売って安く買い戻す」と言う取引です。

インカムゲイン

インカムゲインとは、株式を保有する事で得られる配当金で利益を得る投資方法です。
できる限り業績の良い(高配当の)企業の株式を保有し、利益を得る投資です。

 

株式投資の特徴

株式投資の特徴は、銘柄数がたくさんある事です。
数千と言う数の銘柄が日本の証券取引所に上場し、取引されていますし、外国の証券取引所も含めれば数万と言う銘柄が取引可能です。

ただ、取引できる銘柄数が多い分、多くの情報が必要になり検討項目も増えていきます。
多くの投資家は、得意な分野の銘柄などで絞り込んで投資しています。

短期間で多くの利益を得られるのも株式投資の特徴と言えます。
現物を売買する投資では、数か月で2倍、3倍、それ以上になる投資は、株式や仮想通貨くらいでしょう。
ただし、増えることもあれば、一瞬のうちにゼロ円になることがあるのも株式投資の特徴です。

配当金目的の投資の場合、配当金率(配当金÷株価)が1%以上の銘柄が多数存在しており、中には配当金率が3%を超える銘柄も存在しています。
株価が100円の場合、3円の配当金が貰えるという事なので、現在(2018年)の平均的な銀行預金に比べると300倍の利回りと言えます。
(ただし、株価が3円以上下がると配当金を差し引いても損失が発生します)

 

このように、株式投資は大きく利益を得られる可能性がある反面、大きな損失を被る可能性もある投資です。

 

株式投資のメリットとデメリット

株式投資のメリットは、少ない資産で大きな利益を得ることが出来ることでしょう。
上手く運用すれば、数十万円の元手で何十倍、何万倍にすることができます。

株式投資をすることは、投資先の企業や世の中の動き、経済状態を知る必要があります。
社会や経済について、色々な知識がつくのも株式投資の副産物と言えます。

株式投資のデメリットは、資産を失う可能性があるという事でしょう。
投資と言うのは外部の要因により思いもしない出来事が発生します。
現物取引、信用取引に関わらず運用の失敗で全ての財産を失う可能性がある投資だという事も理解が必要です。