株式併合(株式併合)とは会社が発行している複数の株を1株にまとめる事を言います。

例えば、1:0.5の株式併合の場合、株式併合前に100株保有していた株券が株式併合後では50株になります。
株式併合により保有株数は減少しますが、時価総額は変わらないので、1:0.5の株式併合を行った場合、株価は2倍になるので保有資産は変わりません。

しかし、売買単位が100株の銘柄で、1:0.5の株式併合が実施された場合、保有株数が100株であれば株式併合後の保有株数は50株になります。
株式併合後でも売買単位が変わらない場合、保有株数が売買単位に満たないため、市場での売買ができなくなります。
この場合は、発行会社から50株を買い入れるか、保有している50株を買い取ってもらう必要があります。

このように、株式併合は株主の利益に大きな影響を与えるため、株式併合行う場合は株主総会の特別決議による承認が必要となります。