マイニング
マイニング(MINING)とは、仮想通貨の直近の取引をブロックチェーン(取引台帳)に記録し、報酬として仮想通貨を得る作業を言います。
仮想通貨は、AさんからBさんに振り込むと、取引の内容をブロックチェーンと呼ばれる取引台帳に記録され、誰がどのような取引を行ったかが履歴として残る仕組みになっています。
ブロックチェーンへの記録は、AさんやBさん以外の第三者によって行われ、記録した人に仮想通貨が報酬として支払われます
報酬のとして支払われる仮想通貨は、発行量が決まっており、限られた量の仮想通貨をブロックチェーンへの記録と言う作業で獲得する様子が、金の採掘作業に似ていることからマイニング(採掘)と呼ばれるようになりました。
ブロックチェーンに記録する人の事をマイナー(採掘者)と呼んでいます。
マイニングの方法
マイニングは取引の内容を集めたブロックを作る(=取引を承認する)作業です。
上の図の例で言うと、
ブロック0
初期状態のブロックが存在しています。
初期状態なので、ブロックNoはゼロとしています。
取引は何も行われていません。
ハッシュ値は、「ブロックNo、作成日時、取引、直前のハッシュ値」を暗号化した値が入っています。
最初のブロックなので、直前のハッシュ値には何も設定されていません。
ブロック1
取引初期状態から、送金などの取引が発生すると新しいブロックが作成されます。
新しいブロックは、採掘者(マイナー)に承認されることで、有効なブロックとして登録されます。
採掘者の作業は、以下のような作業になります。
①未承認のブロック(上の例ではブロック1)を探し出す。
②「ブロックNo、作成日時、取引、直前のハッシュ値」より、ハッシュ値を求めます。
③登録作業を行います。
④正しいハッシュ値が入力され、最初の登録登録者であれば登録が完了します。
⑤登録が完了したら、報酬を受け取ります
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